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US NAVY制式採用、1967年コントラクトのヘルメットバッグ。特徴ある形状から国内・海外において『ボーリング・バッグ型』 と呼ばれることが多い。NAVYにおいてこの型式の物は60年代初頭から60年代末まで継続仕様されたと推定され、その間で若干のマイナーチェンジも行われたと考えるが、さほど大きな仕様変更はなかったと記憶する。 |
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現在、一般に馴染み深いヘルメット・バッグのスタイル・型式がこのモデルより採用(推定:1967-68年)された。採用時のごく初期のコントラクトの物にはナイロン地でカバーされていないパイル地がライニングとして使用されたが、以後は全てキルティング型式のライニングが使用され、ここで紹介の物にはNAM戦時に使用されたカモ・ポンチョライナーと同じカモ・キルティング地がライニングとして使用され、興味深い仕様ではあるが殆ど見られない例外的なタイプである。
米軍は60年代末、おそらくこの“3rd Model”より全軍(AF, NAVY, MC, ARMY)のロータリー・ウィング(ヘリ)を含む全てのパイロット、エアークルーに支給するヘルメットバッグをこの型式に統一したと考えられる。 |