トップページへ タイガーヘルメットバッグ

NAM戦時、基地においてパラシュート、テント等を修理するRiggerと呼ばれる作業兵によって制作され、USMC/USNのエアークルーによって使用されたと言われるローカルメード・Helmet Bag。下記に紹介する実物達の制作時期から判断し、シルバー・タイガーの物も存在したと想像されるが、残念ながら未だ実物の発見には至らない。3種の異なる実物生地を用い制作されたバッグ達の仕様には細部の違いはあるものの共通点も多く、ほぼ同じ考え方に基づき制作されたと考えられる。

今回の復刻の参考モデルとなった実物。パターンはNAM戦タイガーにおいてメジャーな“John Wayne Dense”と呼ばれるタイプ。紹介の実物達の中では最も丁寧に作られているのが詳細画像でわかる。
一部において、“Zig-Zag”と呼ばれるパターン。薄手の本体生地で裏打ちされたストラップは若干物足りない感がある。
このタイプのヘルメット・バッグの制作はタイガー生地のみで行われたものでは無く、当時採用されたばかりの米軍純正“ERDL Camo”を用いられたタイプが存在したこともわかる。 1998年MASHにて復刻された“Silver Tiger”その残存する少量の生地を用い、制作されたNAM戦 “Silver Tiger ” Helmet Bag。
左上の“John Wayne Dense Pattern”のモデルとその詳細を比較頂きたい。


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