US ドッグタグにおける宗教分類記入規定
- 1940年 〜 現在 -

US ARMYにおいては1941年12月より、各自の宗教分類の省略イニシャル(時にはフルスペルで)を認識票にタイプするよう規定され、記入すべき宗教分類はその後、一部の変更、追加がありました。下記にわかる範囲内で紹介しておきます。ご参照下さい。
尚、ここに紹介のものはARMY(陸軍)の規定ですが、陸軍以外のNAVY(海軍)、AF(空軍)、MC(海兵隊)に関しても基本的には使用可能と考えます。
注) MC(海兵隊)の実物タグでは宗教分類をイニシャルではなくフルスペルでタイプされたケースを多く見かけます。


1940年12月 〜 1941年 11月
・特に宗教分類に関しての記入規定無く、記入されなかった。

1941年12月 〜 1949年頃
分類イニシャル 宗教分類 宗教分類(和訳)
C Catholic カソリック教徒
P Protestant 新教徒
H Hebrew(Hebraist) ユダヤ教徒
  ・上記以外の宗教を信じる者、又は特定の信じる宗教を持たない者はいわゆるNo Specific Religious Preference(特定の宗教選択無し)として無記入扱いとされました。この分類に関しては後年(1949年頃より)はタイプミスと区別する意味からも、No Specific Religious Preferenceの頭文字から、NP、又はNO PREFとタイプされるように規定されます。

1949年頃 〜 現在
分類イニシャル 宗教分類 宗教分類(和訳)
C Catholic カソリック教徒
P Protestant 新教徒
J Judaist ユダヤ教徒
B Buddhist 仏教徒
NR New Religion 新興宗教
 注) 上記の新分類、NRが追規定された時期は未確認ですが現用には使用されているとの事です。
NP
or
NO PREF
・上記以外の宗教を信じる者、又は特定の信じる宗教を持たない者は、No Specific Religious Preference(特定の宗教選択無し)の頭文字から、NP、又はNO PREFとタイプするよう規定されます。




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