>ハンドプレス機での取り付け案内 >打ち棒での取り付け案内 |
下記の取り付け案内は、ドットボタン(15.24mm)及びその専用打ち棒を使用しての紹介ですが、DOT-Mini.(13.34mm)の取り付けに際しての手順、注意事項も全て同様です。違いは、取り付ける生地(革)に開ける穴の径だけです。それぞれの穴の径は下記、手順-1)を参照下さい。 |
■ 打ち棒で: | |
打ち棒による取り付けでの利点は手軽に作業を行える点にあります。欠点は打ち棒を垂直に立て上からハンマーでプレスする際、その角度、力加減での失敗もある程度考慮に入れなければなりません。幾つか練習してから実際の取り付けにあたりましょう。 |
1) | |
取り付ける生地(革)の取り付け位置に、各々のドットボタンに適した穴をポンチで開ける。下敷きにはゴム板等を使用。 ・ドットボタン(15.24mm):4mm径の穴(伸びのある生地、薄い革の場合は3.5mm径) ・DOT-Mini.(13.34mm):3mm径の穴(伸びのある生地、薄い革の場合は2.5mm径) |
2) | |
“Cap”の足を1)で開けた穴に通し、“Cap”の頭を専用受け皿の表(Cap面のカーブが彫り込まれた方)にセットする。 |
3) | ||
“Cap”の足に“Socket”の穴を通し、“Cap”の足の頂点に打ち棒の先を正しく置き、垂直に保った打ち棒の頭をハンマーで何度かに分け叩き、“Cap”の足をプレスし曲げる。“Cap”の足が丸く曲がり、取り付けたボタンを手で軽く回し回らなければOK。 注-1)1度でプレスしようとせず、4〜5回程度に分け叩き曲げるのがこつです。丸く曲がらず一部が裂けても2個のパーツがしっかり止まっていればOKです。 注-2)使用するハンマーはプラスチック製の物か木製のハンマーが力が緩和され適していますが、無ければ、鉄製の物でもOKです。 |
4) | ||
2) & 3) 同様に“Post”の足を予め開けた4mm径の穴に通し、“Post”の下を専用受け皿の裏(丸く平らに彫り込まれた方)にセットし、“Post”の足に“Stud”の穴を通し、“Post”の頭を打ち棒で叩き曲げる。 要領は全て3) に同じです。 |
5) | ||
このタイプの実物ドットボタンのバネは嫌になるほど固いのが通常です。打ち終わった後は実際の使用の前に、必ずワックス(蝋)を“Socket”のバネ及び“Stud”の上部突起に塗布し、固さが軽減する迄ボタンを何度も開閉し慣らして下さい。 注)固い状態での無理な開閉は生地(革)を損傷する可能性大です。十分注意下さい。固い状態での開閉にはマイナスのドライバーを“Socket”と“Stud”の隙間に差し込み開けることを勧めます。 |
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注)くり抜きポンチ、ゴム板は市販の物でOKです。 | ||||||||||
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【ドットボタン(15.24mm)】 | |||||||||||||||
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【DOT-Mini.(13.34mm)】 | |||||||||||||||
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