30年代には既に採用されていたと考えられる『USN Chambray Shirts』。MASHにおいて知り得る範囲内で各時代の『USN Chambray Shirts』の特徴を紹介させて頂きます。

各部にダブルステッチを多用された縫製、長くシャープな襟先とスタンドカラー(台襟)、前後身頃の縫い合わせ下部を補強された三角のマチ(襠)布等を特徴とする『USN M-43 Chambray Shirts』は以降の物と比較し圧倒的に手の込んだモデルである。

M-43と比較し若干簡略化された縫製仕様、採用年度は不明 (大戦中の可能性もあり)。映画『The Sand Pebbles/砲艦サンパブロ』で“S. McQueen”が着用していたのは、おそらくこのモデル。

1988年コントラクト『Type II』モデル。『Type III』とは同時期に平行使用された。『50s Model』に比較し、かなり簡略化されてはいるが、ポケットはフラップ付きに仕様変更されている。
生地は当時ワークシャツに適すると考えられた
コットン50/ポリ50のものが使用されている。

1987年コントラクト『Type III』モデル。『Type II』とは同時期に平行使用された。仕様的には『Type II』と殆ど変わりは無いが、生地が『Flame Retardant Treated
(難燃処理) 』された
コットン100%のものが使用されている。
火を扱う作業に従事する機関員などに
支給されたものか。