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10.5ozミリタリーデニム生地で製作された『Barrack Bag』が米軍で採用されたのは1937年。真鍮製のEyelet(ハトメ)がドローコードの引き出し口に使用されたのは1941年契約モデルからと考えられる。1941年キャンバス製『ダッフルバッグ』が採用されて以降はデニム生地製『Barrack Bag』は主として洗濯物収納用の『ランドリーバッグ』として使用された。又、米軍は『ダッフルバッグ』採用と同時期に厚手コットン生地(カーキ色又はOD色)製『Bag, Barrack, od』を採用、支給を開始した。以下は米軍“Barrack Bag”の変遷(わかる範囲内での)紹介です。
1st Model
1937 - 1940年頃
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縫製されたドローコードの引き出し口が特徴の初期型。兵士の氏名、シリアルナンバーが白でステンシルされ、下部に“A”又は“B”の文字が手書きで書き込まれた物が多いようだ。
2nd Model
1941 - 1942年頃
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1941年契約モデルからドローコードの引き出し口に真鍮製のEyelet(ハトメ)が使用された。ドローコードは1st Modelに比較し若干細くなったようだ。
3rd Model
1941 - 1943年頃
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『ダッフルバッグ』採用と同時期に厚手コットン生地(カーキ色又はOD色)製『Bag, Barrack, od』が採用、支給が開始された。
4th Model
1943 - 1954年頃
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1943年頃より『HBT』生地で製作された『Bag, Barrack, H.B.T., od 』が支給された。
5th Model
1955 - 1964年頃
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底が別パターンで構成された『Barrack Bag』の最終型。使用生地は当時の戦闘服に用いられた物と同じ『Cotton Sateen, OG 107』。
6th Model
1965 - 1969年頃
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底のパーツが省略され、2枚の生地を縫い合わせた簡易な仕様に変更された。

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