- Red Man's Horse Oil -
詳細ご案内
- 対象革種:
- 一切の石油系/科学合成された溶剤/添加物を含まない純粋なホースオイルにつき基本的には全ての革に使用可能です。但し、革色、仕上げにより色落ち、シミ、不具合が生じる可能性があります。予め目立たない箇所でテストしてからご使用下さい。
- 各種革仕上げでの注意点:
- ピグメント(顔料)主体の仕上げ: 殆どの場合、問題なくメンテナンス頂ける革仕上げです。
- アニリン(染料)主体の仕上げ: 極力薄く均一に塗布下さい。塗布直後の色調の変化は3時間(出来れば一晩)程のちにはさほど目立たなくなります。但し、ピグメント(顔料)主体の仕上げに比較し若干は色調の変化があること、予めご理解頂いてからの使用をお願いいたします。
注) ピグメント仕上げ&アニリン仕上げの見分け方: 全てではありませんが、革の仕上げ面に水滴を落とし染み込みの早いのがアニリン(染料)主体の仕上げ、染み込みが遅いのがピグメント(顔料)主体の仕上げです。
- バックスキン、スェード、ヌバック等: ぎん面又は裏面を起毛仕上げした革は仕上げに不具合が生じる可能性があります。目立たない箇所でテストしてからご使用下さい。
- 爬虫類の革: デリケートな仕上げが多いようです。目立たない箇所でテストしてからご使用下さい。
- 使用に際し:
- 作業は換気の良い、暖かな室内(15-25°C)で行って下さい。
- 33°C以上で液化の可能性があります。液化したホースオイルは一旦冷蔵庫で冷やしクリーム状態に戻してから使用下さい。
- 使用方法:
- 1)メンテナンスを行う革製品の汚れを落として下さい。さほど汚れていなければ、乾燥した柔らかな布でから拭き。汚れが酷い場合は革専用クリーナーで出来るだけ汚れを落として下さい。
- 2)指先又は柔らかな綿布にホースオイルを少量掬いとり、一部への厚塗りを避け、全体に薄く均一に伸ばし塗布下さい。
- 3)塗布後は、乾いた柔らかな布で革面に付着した余分なホースオイルを拭い取って下さい。
- 4)作業終了後、塗布した"Red Man's Natural Horse Oil"の自然な革への浸透を完成させるため、風通しの良い室内に幅広ハンガーを利用し、3時間以上(出来れば一晩)放置下さい。ドライヤー、ストーブ等での急な乾燥は厳禁です。
- 5)浸透を確認後、柔らかな布でから拭きし完成です。
- 6)二度塗りする場合は、一度塗りしてから一昼夜(24時間)経過以降に行って下さい。
- 使用目的、使用量とその効果:
- 保革目的: 革本来が持つ脂分に加え鞣し工程で補われた脂分は、時の経過と共に除々に乾燥蒸発していく運命にあります。人間の皮膚と異なり体内部からの補給が行われない革にあっては、外からの定期的な良質の脂分の補給が望ましいのは言うまでもありません。ワンシーズンに一度の手入れは実行したいものです。又、水に濡れた革はその乾燥時に通常より多くの脂分を乾燥蒸発させます。濡れた革を風通しの良い室内で陰干しした後、保革剤による手入れを行うことが革を長持ちさせる秘訣です。
- 使用量: 革ジャケット1着の手入れで使用する量は4-7cc程度。本品一瓶(100cc)で15-25回程度の手入れが目安です。
- 鞣し目的: 革は鞣し工程において、その使用目的の柔軟さを得ることを主目的に加脂剤が加えられます。使い込んでいく間に自然に生じる"こなれ感"を大事にしたい場合は、この加脂剤の量は抑えられ、若干固い仕上がりに鞣されます。個人の好みで良質の脂分を加え鞣しをカスタマイズすることも保革剤の大事な目的とその効果です。
- 保管と使用期限:
- 保管: 4-20°Cの冷暗所、出来れば冷蔵庫で保管下さい。長期間(6ヶ月以上)使用しない場合、冷凍庫での冷凍保存がお薦めです。冷凍保存したものは、自然解凍してから使用下さい。
- 使用期限: 保管状況にもよりますが、未開封状態で2-3年、開封後は1-1.5年程度が目安です。
- ご注意:
- 使用に際しては必ず目立たない部分でテスト塗りし、色落ち、変色等の不具合が生じ無いことを確認の上使用下さい。
- 揮発性の成分は含まれてはいませんが、換気の良い場所で作業を行って下さい。
- 有害成分は含まれてはいませんが、食品ではありません。ご注意下さい。
- 作業・保管に際しては幼児の手の届かない場所での作業・保管を徹底注意下さい。
詳細ご案内
注) ピグメント仕上げ&アニリン仕上げの見分け方: 全てではありませんが、革の仕上げ面に水滴を落とし染み込みの早いのがアニリン(染料)主体の仕上げ、染み込みが遅いのがピグメント(顔料)主体の仕上げです。